【閉店】鮨のひととき・奈良桜井市|回転寿司・JR桜井駅

さて、また一つ残念なお店の閉店情報だ。

既に奈良県内では珍しくなった、中小の回転寿司。

特に鮨のひとときは、ここ一店舗しかないお店で孤軍奮闘していたが、ついに閉店になり力尽きた形だ。

奈良県の人であれば或いはよく知っているかも知れないが、ここは元かいおうという名前の北陸を地場にする回転寿司のFCだったが、そのかいおうが2016年8月に自己破産。

そのためおそらくFCから抜けたのだろう、鮨のひとときという名前に衣替えして、2017年4月から看板を掛けかえていたのだが、わずか1年で閉店となった。

中途半端な回転寿司は生き残りが難しいと言うが、決して満足度の低いお店ではなかっただけに残念だ。

以下、最後の訪問となった2018年5月の様子をレポートしたい。

こちらのお店は、元々が北陸を地場とするかいおうの系列であったこともあり、北陸の海の幸が頂けることを売りにする。

一番上は白エビの軍艦だが、白エビは北陸の名産で、近畿ではなかなか生で頂けない代物だ。

生駒では一度、東生駒にある和食の名店、魚の台所和楽(東生駒・海鮮居酒屋)で頂いた事があるくらいか。

足が速いので、お客さんの回転が悪い奈良ではなかなか提供している店がない美味しい逸品だ。

白エビの向こうに見える魚は石もちで、とてもおいしい魚なのだが、下処理が難しいため大手の回転寿司で出てくることは滅多にない白身である。

もちもちした歯ごたえがたまらない。

なお2枚目を見て頂くと皿に3枚の色違いがあるが、シルバーが100円、黒金が150円、ゴールドが180円である。

お店のお寿司はほとんどが、このいずれかの値段だ。

いくらやサーモンにはほとんど特色がないが、2枚めの後ろに見えている魚はほうぼうだ。

甘みが強く、こちらも独特の歯ごたえがある白身で、スシローなどの100円寿司、大起水産などの高級回転寿司でも見ることがない珍しい寿司である。

イカもまったく臭みがなく、イワシも酢で締めていない本物の生である。

100円寿司では頂けないクオリティの味がここには在る。

しかしそれも、もう味わえることは永遠に無くなってしまった。

さて、こちらが店内で、ひっそりと閉店を告げている貼り紙だ。

なお、以前は公式Webサイトもあったのだが、既に同じURLでページが404になってしまう。

まだ営業中なのにそれはあんまりだという気がしなくもないが、既にやる気を失ってしまっているのかも知れない。

ちなみにこの日、アジ、マダイ、スズキなど、寿司屋の定番ネタが昼間であるにも関わらず既に品切れ。

聞けば午前中にもう無くなってしまったと。

もはやメインのネタすら少量しか仕入れていないのであれば、2018年5月末日まで営業をしなくても良さそうな気もするが・・・。

ただ、そんな経営者の方針とは無関係に、店員さんは本当にサービス精神旺盛で頑張っていた。

笑顔でメリハリのある受け答えもとても気持ちよかったが、心なしかその笑顔は、どこか淋しげに見える。

お客さんに喜んで貰っても、もうそれが後に繋がることはない。

そんな虚しさを感じでいるようにも見えた。

鮨のひとときの店舗は比較的きれいなので、おそらく閉店後の跡地にはまた飲食業が入るのではないだろうか。

駐車場も広いので、きっと新たなお店にはすぐに入居が決まるものと思われる。

寂しいことだが、新たなお店を楽しみに待ちたい。

【閉店時データ】

店名:鮨のひととき      

所在地:桜井市粟殿345-1   

定休日:無休         

TEL:0744-46-1122     

営業時間 :11:00~22:00   

駐車場:30台         

子供連れ:OK         

Webサイト:既に閉鎖     

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