リーズナブルなお値段でたっぷりのイタリアンが楽しめる、ルーチェサンタアルチだ。
富雄川沿いにあるカジュアルイタリアンで、定点観測もこれで3回目。
2017年2月に、ドリンク飲み放題サービスを打ち切った改悪があったものの、総じてお店の印象は良い。
いつものことだが、今回も食べログを見るとボッコボコに叩かれている。
点数も3.01である。
不自然な匂いしかしない採点内容とコメントだ。
なお、今回も1480円で前菜盛り合わせとピザかパスタ、それにドルチェとドリンクも付くアモーレランチを注文である。
いつにもまして前菜盛り合わせが豪華である。
バルサミコ酢で味付けした鶏もも肉、スモークサーモン2枚、フレッシュトマトとモッツアレラチーズ、生ハム、それに画面では見えにくいが、クリームチーズを和えたマカロニサラダ。
このクリームチーズで味付けしたマカロニは、今回初めて頂いたがかなり美味しかった。
相変わらず、1480円コースの前菜とは思えない味とボリュームだ。
ミートソースパスタ生ハム添えと、カニとエビなど魚介類のパスタソースアメリケーヌだ。
相変わらず、具沢山のたっぷりソースに、ちょうどよく茹で上がったパスタをたっぷり絡めて頂けるのが嬉しい。
ただ、これが定点観測の醍醐味である。
内容のクオリティを落として、材料費をケチりおった・・・・
こちら、2017年9月の同じメニューである。
同じように見えるかもしれないが、前回はイカ、アサリのむき身、蟹の身、それにむきえびがゴロゴロ入っていた。
さらに有頭海老が3尾である。
今回は、有頭海老2尾とムール貝、それにイカの身が2切れだけである。
わずかに蟹の身は入っていたが、前回と比べるべくもない。
圧倒的に材料費をケチった。
これで、フリードリンクを改悪してから2回めのコストカットである。
さすがに良い印象はない。
定点観測していると、このような変化が良く分かる。
さらに残念なのがこちら、ピザ・マルゲリータだ。
チーズの量が半減以下という大惨事である。
申訳程度のチーズ量に化けてしまったが、さすがにこれは誰でもわかるだろう。
ちなみに過去はこんな感じである。
一目瞭然の違いだ。
さらに苦言を言うと、店員の数が足りておらず、待ち時間が凄まじく長く、デザートをお願いしてから20分以上待つ有り様だ。
デザートを作りながら他の客の対応もしているので、出てきたアイスもこのように、形が崩れるほどに溶けているという惨事である。
それでもお気に入りの店であり、コスパはまだいい方なのでまた足を運ぶとは思うが、それでもここまで材料費をケチられるとやや面白くない。
また、人件費も削り過ぎなのではないだろうか。
世の中にはこんなふうに、定点観測してサービスのクオリティが落ちていないか、観察している嫌な人間がいるのである。
良い店なのは間違いないが、もう少し緊張感を持ってもらいたいところだ。
【店舗データ】
店名:ルーチェサンタルチア
所在地:奈良県生駒市上町5
定休日:元日のみ
TEL:0743-85-5728
営業時間 :11:00~23:00
駐車場:十分有り(60台)
子供連れ:OK
Webサイト:店舗公式サイト