東生駒・菜畑にある高級系焼肉店の肉匠花だ。
突然だが、私は結構性格が悪く、同じ店を半年程度でローテーションしながら回るのが好きだ。
味を変えているのかいないのか、同じ値段でセット内容を変えるのか変えないのか、といったことを観察するといろいろなことが見えてくる。
そのお店の運営が上手く行っているのかいないのか、あるいは経営者の考え方がどう変わっているのか。
お客さんを楽しませてくれることに真摯であるのか。
半年程度に1回、お店を回り写真を見比べてみるとそんなことが見えてくることが多い。
今回はこちらのお店に伺っていろいろなことを感じるところがあった。
メニュー内容の構成は大きく変わっていないものの、980円のお得ランチが新たにメニューに加わっていた。
赤身2種150gということで、おそらくこれが看板メニューでお客さんを集める勝負メニューということであろう。
やはり注文しないわけにはいかない。
そしてもちろん、前回も注文した3種盛り定食も注文。
定点観測の醍醐味である。
まずはご覧いただきたい。
右のお皿が980円の焼肉定食だ。
新たに加わったサービス定食で、お店の看板である赤身2種盛り定食のはずだったが。。
お皿の左半分は確かに赤身であろう。
だが右半分は、これは牛脂なのではないのかと。
お肉屋さんで焼肉用の肉やすき焼き用の肉を買うとついてくる牛脂があるが、ほぼそんな感じである。
少なくとも「赤身2種盛り」では断じて無い。
焼いているうちにどんどん小さくなり、仕方ないので脂身のまま食べたが、美味しいとか不味いとかいう以前の問題だ。
高級系焼肉店のランチメニューは、その肉質の良さでサービスして
「夜も来て下さい」
という広告代の側面も持つ。
にも関わらず、これではさすがに誰が夜も来るというのか。
次に写真左の3種盛り定食だ。
ちなみにこれが、2017年4月の3種盛り(下のプレート)であった。
(詳細はこちらのページで)
肉の量が減ってしまい、脂だらけの何が3種かわからない肉に変わってしまったではないか・・・。
しかも、以前は焼肉のタレが4種類にポン酢や薬味もテーブルにあったのだが、2017年9月現在ではタレが1種類になってしまっていた。
なお、その時のタレの状況はこんな感じであった。
とても残念だが、コストカットなどいろいろな事情があるのであろう。
それも会社経営というものなので、とりあえず脂を落として小さくなったお肉をほそぼそと頂く。
満足度は大きく下がってしまったが、とりあえず完食しデザートを頂いた。
こちら、2017年9月現在のデザート。
こちら、2017年4月当時のデザート。
アイス3種盛りがシャーベット1種になってしまった。
厳しいことだが、色々あるのだろう。
東生駒のような土地柄では、リピーターを満足させないとお客さんが増えないと思うのだが・・・。
【店舗データ】
店名:肉匠花
所在地:生駒市東菜畑1丁目297
定休日:水曜日
TEL:0743-75-8800
営業時間 :11:00~15:00 17:00~23:00
駐車場:十分あり
子供連れ:OK
Webサイト:肉匠 花