日本一外食でお酒に支出をしない県民である奈良県。
決してお酒を飲まないというわけではなく、大阪で飲んでしまい奈良では飲食しない人が多いからだが、そんなこともあって生駒市には、大手の居酒屋チェーンという物がほとんど存在しない状態が長く続いていた。
そんな中、満を持してあの「黄色いやつ」がやってきた。
赤いやつといえばシャーだが、黄色いやつと言えば、298円均一で同じみの鳥貴族である。
鼓庵の跡地、昼も夜も人影がまばらだった飲食店の跡地は、連日の大繁盛である。
居酒屋なのに駐車スペースが8台もあり、ハンドルキーパーさえ確保できれば車での来店も問題ない。
なおお店は、通常の食事時に訪れてもまずすんなり入れることはない。
特に週末は、1度予約無しで6時前に訪問したことがあるのだが、既に満席で入れないことがあった。
土日祝日は、1週間前には予約を取らないと食事時の入店はまず不可能である。
ちなみに予約は、その日の席数の半分が埋まるまで受け付けてくれるシステムだそうだ。
何を食べても298円という格安価格でどんどんシェアを伸ばす鳥貴族だ。
焼き鳥は2本で298円なので、それほどの安さを感じるわけではないが、プレミアムモルツも1杯298円というのは驚きの価格設定である。
付き出しも出さない営業スタイルで、非常に好感が持てるところが売れている理由であろうか。
年に数回ほどグランドメニューの入換えも行っており、客を飽きさせない工夫も忘れない。
こちら、スピードメニューから3種をチョイス。
お酒とほぼ同じタイミングで出て来る。
野菜が高騰している時に、300円でおかわり自由のキャベツは凄い。
トマトは1個分のようで、これは特段のお得感はない。
半熟煮卵も2個300円なので、それほど安いというわけではないので、実はメニューによってお得感が大きく変わるものになっている。
こちら、鶏の唐揚げ、カマンベールチーズ入りのいももち、ソーセージである。
なおいももちが割れているのは食べかけではない。
チーズのとろりとした食感を見てもらおうと割ったものだが、いい絵にならずに大失敗したものである。
いつも思うのだが、ソーセージは茹でにしたほうが良いのではないだろうか。
焼きにするとどうしても食感が悪くなる上に、水気が飛びすぎて味が濃くなってしまうので、ぜひ茹でソーセージを検討して欲しい。
こちら、大盤振る舞いの巨大ネギマにチーズつくねである。
鳥貴族のキラーアイテムと言ってもいいだろう、巨大な焼き鳥串で、これ2本も頂けば、少食であればお腹がいっぱいになるレベルである。
つくねにも、たっぷりのチーズがのっている。
なお上記画像、ドリンクの新メニューだが吉野物語栗というものがあることをご確認頂けるだろうか。
これは奈良限定なのか全国でも売っているのかは不明だが、栗のリキュールで、牛乳割りかロックで頂くことが出来る。
そして牛乳割りで頂くと、完全にモンブランである。
びっくりするほどモンブラン味のお酒なので、好きな人は是非試して欲しい。
とても美味しかった。
【店舗データ】
店名:鳥貴族東生駒店
所在地:生駒市山崎町4-10
定休日:無し
TEL:0743-87-9955
営業時間 :17:00~1:00
駐車場:8台
子供連れ:OK
Webサイト:鳥貴族東生駒店公式Webサイト