秋の掛かりの古都・奈良の平城宮跡で、2017年8月25日(金)~27日(日)にかけて、天平七夕まつりが開かれる。
時間は16:00~21:00。
場所は平城宮跡・第一大極殿前をメイン会場にして、第一次朝堂院特設ステージでも様々なステージショーが開催されることになっている。
というよりも、そもそも7月7日に開かれるべき七夕が1ヶ月半遅れの8月末なのだろうか。
これはそもそも、7月7日に七夕を祝うという日付が旧暦のものであり、新暦に直すと概ね7月の末から8月の末に相当する時期であることに由来する。
国立天文台では毎年、この七夕を新暦で言う所のいつに相当するかを発表しているが、2017年の場合は8月28日に相当するというわけだ。
とはいえ、8月28日は月曜日。
いろいろな大人の都合で25日(金)~27日(日)で天平七夕まつりを祝おうということなのだろう。
実際に奈良に都が置かれていた時代の平城京でも、毎年この時期に七夕まつりが行われていた記録があり、そのイベントを忠実に再現するとすればこの時期がベストということになる。
なお肝心のイベント内容だが、天平絵巻を現代に再現した天平七夕行列、数多くのローソクで平城宮跡をほのかに照らし出す大極殿燈花会、水と光の新しいアートであるウォーターアートプロジェクションなど多彩な催しが予定されている。
ステージイベントでは、二胡の演奏やスタジオジブリJAZZ演奏会、バサラ祭りin天平祭など、古都のお祭りを盛り上げる仕掛けが盛り沢山だ。
なお大極殿前には一般来場者の駐車スペースは一切ない。
近鉄大和西大寺から徒歩15分の距離なので、来場には公共交通機関を使うか、シャトルバスを利用して欲しい。
その他詳しいイベント内容やイベントスケジュールは公式サイトを確認の上、「本当の七夕まつり」を楽しみに、8月最後の週末は平城宮跡に足を運んで、天平絵巻の時代ロマンに浸ってみてはどうだろうか。
【イベントデータ】
名称:平城宮天平七夕祭2017
開催場所:平城宮跡
所在地:奈良県奈良市佐紀町
年月日:2017年8月25日(金)~27日(日)
開催時間:16:00~21:00
問合せ先:0742-25-0707(実行委員会)
料金:入場無料
駐車場:無し
目安所要時間:25分
Web:平城京天平祭公式サイト
※所要時間の目安は生駒駅から公共交通機関を使った際の最短時間
※写真は全てイメージ