【閉店】東鮓(あずまずし)押熊店|奈良・ならやま大通り

ならやま大通り沿いで営業し、20年にわたって親しまれてきた東鮓(あずまずし)が2017年8月20日で閉店となった。

餃子の王将に隣接し、広々とした駐車場を持つ東鮓は、手軽なランチからちょっとした親戚の集まりの時にも使える使い勝手の良いお店だったが、価格帯が中途半端であったのであろうか。

中途半端というよりも、寿司そのものの値段が割高で、それを串揚げや揚げ物、一品料理で豪華さを出そうというメニュー構成だったが、それが却って和食店としての印象を弱くしてしまった感がある。

この近辺では、至近距離ににぎり長次郎が新店舗を構え、100円寿司では車で3分の場所にはま寿司ができた。

車で5分ほどの場所には大起水産回転寿司学園前店がある。

つまり、100円寿司から皿によって値段が変わる寿司店まで選択肢がどんどん広まってしまい、”寿司に特化しない寿司店”の需要が一気に下がってしまったのであろう。

気がついたら、東鮓も、もう何年も足を運んでいないことに、公式Webサイトの閉店のお知らせを見て初めて気がついたくらいだった。

大宮通りの「弥一」も2017年7月31日で閉店してしまったが、奈良では、美味しくて安い回転寿司が苦戦する傾向があるようだ。

ランチメニューだけで十分採算が取れるお店でないと、生き残りは難しいのであろう。

弥一の閉店については、たまには夜も食べに行くのであったと反省をしている・・・いつも970円の豪華なランチばかりであった。

本当にすみません・・・。

今のところ、跡地のテナントに何が入るのか、居抜きで飲食店が入るのか、といった情報は、不動産仲介サイトでも一切判明しない。

あれだけ広い場所と広い店舗だ。

どんな飲食店でも魅力的な立地条件だと思うが、さすがに個人経営が手を出せる物件ではないだろう。

大手資本のお店が入居することになるのは間違いないと思うが、まずは様子を見て、分かり次第また更新していきたい。

【閉店時データ】

店名:東鮓おしくま店     

所在地:奈良市押熊町1506-1 

定休日:無し        

TEL:0742-40-3388      

営業時間 :11:00〜22:00  

駐車場:十分あり       

※画像は全てイメージ

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