身近なところで見かける様々なきのこ。
日本では700種類ものきのこが食用として分類されていて、私達の身近なところでも自生している野生種も多い。
一方で毒キノコは100種類を数え、中にはカエンダケのように猛毒を持つものまである。
カエンダケはわずか3g食べるだけでも致死量に達すると言われる猛毒を持ち、触るだけでも皮膚がただれる極めて危険なきのこだが、厄介なことに生駒山ではここ数年、毎年のように自生しているのが観察されているので注意が必要だ。
そんな「美味しいキノコ」から、触るだけでも「危険なキノコ」まで様々な種類があるきのこを観察するイベントが、秋の初め、2017年9月17日(日)に、大阪の万博記念公園で開催される。
イベントでは、園内に自生しているキノコについて学ぶのが主であり、きのこ狩りをして炭火焼きにして食べようなどというまでの内容はない。
とはいえ、身近で観察できるキノコについて改めて学び、その生態と特徴を知ることは子供達にとってとても興味深い経験になりそうだ。
参加費は300円で、別途自然文化園への入園料大人250円が必要。
定員は50名で、参加希望者は2017年8月15日から自然文化園への「電話受付」で応募が可能になっている。
先着順で定員に達し次第募集終了となるので、興味がある場合、早めに申し込みを済ませたほうが良いだろう。
珍しいキノコ料理を食べたければ、我が生駒には創士庵という日本でも珍しいキノコ料理専門店でミシュラン掲載の名店があるが、たまには食べるばかりのキノコではなく、観察するキノコを愛でるのも楽しそうだ。
とはいえ、キノコを愛でた後には創士庵に足を運び、ステーキランチを食べるのもまた楽しいかもしれない。
イベントも創士庵も、どちらもオススメなので一度公式Webサイトを確認の上、足を運んでみてはどうだろうか。
【イベントデータ】
名称:秋のきのこの観察会
開催場所:自然文化園
所在地:吹田市千里万博公園1−1
年月日:2017年9月17日(日)
開催時間:10:00~12:15
問合せ先:06-6877-6923(自然学習館)
料金:300円(自然文化園入園料別途)
駐車場:有り(2時間400円~)
目安所要時間:40分
Web:万博記念公園イベント公式サイト
※所要時間の目安は生駒駅から普通乗用車を使った際の最短時間
※写真は全てイメージ