ならファミリーのほど近くにある、ラーメンつけ麺専門店の鬼平だ。
阪奈道路からならファミリーの方に向かい、そのままならファミリー前を通り抜け押熊に向かう道の途中にあるお店だが、ご覧のようにかなり個性的な場所にある。
昭和の時代によくあった、マンションなど集合住宅の1階部分が商店街になっている建物、その一角だ。
周囲には、何かのお店であったであろう空きテナントだらけであり、シャッターを開いているのは鬼平だけである。
駐車場からはこのように店に向かう。
完全にマンションのエントランスに入っていくルートで、これで正しいのかと不安になるかもしれない。
マンションエントランスの大量のポストがあるホールを抜けたその先、画面中央奥にお店がある。
駐車場はかなり無駄に広い。
4人掛け4つにカウンター席7つの店に対し、駐車可能台数は10台くらいあるのではないだろうか。
明らかに客の数より多い車が駐まっているが、他の店舗との共用部分もあるようだ。道路から駐車場は出し入れしやすく、交通の便も問題はない。
券売機でチケットを買い、お店に入る仕組みになっている。
なお、鬼平定食の10カラ、13カラ、16カラはそれぞれ唐揚げご飯の定食であり、ラーメンが付いていないので注意して欲しい。
ラーメンがついているセットを注文する場合、単品ラーメンを注文してAセットもしくはBセットのチケットを追加で買うようにしよう。
鬼平の本店は大阪本町に在り、そちらの方で自社こだわりのスープと麺を作っているようだ。
こちらはその支店ということになっているが、お店は店長1人で切り盛りしており、ピーク時にはかなり慌ただしい。
来客が3組も続くと少しラーメンが出てくるのが遅くなるが、土日のランチタイムには続々お客さんが訪れて着ており、かなり大変そうだ。
上が鶏とんこつの白鬼麺、下がつけ麺大盛りである。
白鬼麺は、とんこつらしい獣臭さがふわっと広がるが、鳥の旨みと豚骨のコクを強く感じるという味ではない。
かなりのあっさりスープだ。
玉ねぎの甘味がかなり強いスープになっている。
つけ麺はもちもちツルツルの喉越しが気持ち良い全粒粉麺。
つけ麺らしいつけ汁は魚粉の味と香りがアクセントになっており、麺の食感の心地よさと相まってスルスルと頂ける。
つけ麺の麺は、看板に書いている通りかなりのこだわりがあるのだろう。
とても気持ちのよい食感で美味しく頂けた。
あっさりしたスープが好みならラーメンを。
オーソドックスなつけ麺を味わいたい時にはつけ麺を。
その時の気分で注文してみて欲しい。
【店舗データ】
店名:らーめん・つけ麺鬼平
所在地:奈良市秋篠早月町9-1
定休日:無し
TEL:0742-93-8988
営業時間 :11:00〜15:30 17:00〜23:00
駐車場:10台程度
子供連れ:OK
Webサイト:ー