蕎麦きり 彦衛門(そばきり ひこえもん)|奈良・あやめ池

ミシュランガイド2017でビブグルマンに選ばれた奈良・菖蒲池の蕎麦(そば)店、彦衛門。

週末のランチタイムには7台ある駐車場は一杯で、順番待ちすることもある人気店だ。

なお駐車場はお店の手前、画像の右奥黄色く塗られた枠内が彦衛門の駐車スペースになる。

それ以外の場所は通常の月極なので、駐める場所は必ず守るようにしよう。

生駒から行く場合、阪奈道路を奈良に向かい走り、終点を左にそれる。

右に行けば高架になり奈良の方に行くが、そこを左にそれ、NTTドコモのお店の手前、細い道を左折し、突き当りを左に行く道で行けば便利だ。

道なりに2kmほど走れば、お店が見えてくる。

お店の横にはセブンイレブンもあり、行き方も簡単でわかり易い場所にある。

お酒からそば前まで、いかにもお蕎麦屋さんらしいメニューが揃う。

お蕎麦には絹びきとあらびきがあり、どのメニューを選んでもどちらかを選ぶことが可能だ。

つるつるした細打ちの絹びきと粗野で荒っぽいもっちりとしたあらびき、店主いわく「絹びきの命は茹でたて3分、粗びきの命は茹でたて5分」とのこと。

どちらも魅力的で選べないので、両方注文する。

素材と産地にこだわる店主は、可能な限り地産地消にこだわる。

そば粉は季節によって産地を変える。

蕎麦は旬を外れると味も香りも大きく変わるので、その時に一番良い状態の蕎麦を挽くことを意識しているのだろう。

伊豆の本わさびを使用するなど、薬味にも一切妥協がない。

上2枚が天然エビ2尾の天せいろで絹びきそば、下が貝柱とあわびだけのせいろで粗挽きそばだ。

本わさびが贅沢に1本そのままで出て来る。

鮫皮で自分でおろし、薬味にする直前で使って辛味と香りを楽しんでもらおうという趣向だ。

薄く緑がかった蕎麦は、まるで収穫したての新そばのように美しい。

絹びきは説明通り、つるつるした食感で喉越しが気持ち良いが蕎麦の香りはやや弱めか。

そばつゆは最初に甘味が立ち、そして醤油の旨味が強く感じられるが、いかにも江戸蕎麦で頂けそうな辛味も効いている。

おろしたての本わさびを薬味に添えると、また蕎麦の旨味が強く感じられるので楽しい。

貝柱とあわびだけのせいろは温かいつゆで提供される。

あわびだけと貝柱の他に、おそらく鴨脂で炙ったと思われる太ネギも姿のままゴロゴロと入った温かいつゆだ。

粗挽きの蕎麦はもっちりした歯応えで、つるつるした喉越しとは無縁の、かなり荒っぽく蕎麦の旨味を残しているオリジナリティのある麺で提供される。

つけ汁はネギ油の香り、貝柱とあわびだけの旨味が強いので、おそらくこのスープは絹びきで頂いても蕎麦の味と香りが上書きされ、蕎麦自体の味を楽しむことは難しいかもしれない。

粗挽きで頂いたほうが良いのではないだろうか。

荒っぽい舌触りの蕎麦は食感も楽しいが、絹びきにくらべより強く蕎麦の存在感を楽しむことができる。

食後には蕎麦湯も提供されるが、やはり蕎麦湯のほうが蕎麦の旨味と香りが強く感じられた。

お蕎麦自体は上品で美味しい食べ物だが、やはり蕎麦の味と香りを楽しもうと思うと、そばがきや蕎麦湯の方が一枚上手だ。

とても美味しい蕎麦湯で、出汁があればいくらでも飲めてしまう。

蕎麦の旨味がたっぷり溶け込んでおり、香りがよく、蕎麦そのものよりも蕎麦を強く感じさせてくれる。

最後の蕎麦湯の美味さでは、過去に頂いたお店でかなり上位にくる美味さだった。

ミシュラン調査員も、この後味にやられたのだろうか。

閉店間際に行くと蕎麦が売り切れになっていることもあるので、週末は特に、なるべく早い時間帯に訪問することをお勧めしたい。

【店舗データ】

店名:蕎麦きり 彦衛門     

所在地:奈良市あやめ池南6丁目5-38 

定休日:火・水曜日      

TEL:0742-53-3697       

営業時間 :11:30~14:30 17:30~20:30 

駐車場:店横7台       

子供連れ:OK        

Webサイト:http://www.hikoemon.com/ 

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