6月1日は全国的に鮎釣りの解禁日だ。
奈良県の川釣りのメッカ、吉野町の吉野川でも、6月1日に鮎釣りが解禁されさっそく多くの釣り客で賑わっている。
吉野川の吉野漁業協同組合には釣果を確認できる掲示板があるが、2017年度の解禁日である6月1日には、鮎の友釣りで午前中だけで18匹を釣る人がいるなど、順調な出足を記録している。
大きさも15~19センチと、ややこぶりなサイズも目立つが十分食べごろになった鮎も連れており、魚体もとても美しい清流の女王に釣り客の満足度も高い。
なお今年は、昨年あたりから伝えられているように琵琶湖の鮎の不漁が深刻な状況だ。
そのため吉野川でも、2017年度は鮎について、予定の数量の放流が未だ完了していない。
組合では解禁日以降も継続して鮎の放流を継続し、釣り客の期待に応えていくことを強調しているので、余り慌てず、釣果を確認しながら今年の釣行予定を組み立てると良いだろう。
なお当然のことだが、鮎釣りには入漁券が必要であり入漁権を購入せずに川釣りをすることは重大な犯罪行為だ。
2017年の遊漁期間は6月1日から12月31日までで、年券は10000円、日券は3000円となっており、それほど高価なものではないので、必ず購入してから釣りを楽しむようにしよう。
遊漁券は吉野漁業協同組合(桜橋左岸上流200メートル 吉野高校下)他、吉野川沿いの便利な場所7ヶ所程度で販売しているので、詳しくは漁業組合の公式サイトで確認して欲しい。
鮎の友釣りは、数ある釣りの中でももっとも難しいとされている技術が必要になる。
海でのエサ釣りに比べ気楽にという訳にはいかないが、空気を楽しみに行くだけでも、奈良県南部の清流沿いに親子や友人で、釣りに出かけてみてはどうだろうか。
【イベントデータ】
名称:吉野川 鮎釣り解禁
開催場所:吉野川
所在地:奈良県南部
年月日:2017年6月1日(木)~12月31日(日)
開催時間:-
問合せ先:公式Webサイト問い合わせより
料金:本文参照
駐車場:-
目安所要時間:1時間30分
Web:漁業組合公式Webサイト
※所要時間の目安は生駒駅から普通乗用車を使った際の最短時間
※写真は全てイメージ