本格的なダイビングシーズン到来間近のこの時期、2017年5月27日・28日に大阪南港ATCホールで、DIVING FESTA OSAKA2017が開催される。
意外なようだが、関西では初めての本格的なダイビングに関する総合イベントと言うことで、当日は多くのダイバーやダイバーデビューを目指す人で賑わいそうだ。
ダイビングをやらない人には余り知られていないが、実は和歌山の海はサンゴ礁と熱帯魚の楽園だ。
串本海中公園付近でも、クマノミやスズメダイなどの熱帯の魚と珊瑚礁の海を楽しむことができるので、近くにダイビングの講習を受けられる施設があるなど気軽にダイビングを楽しめる環境がある。
生駒や奈良からは、紀伊半島をぐるっと廻る必要があるのでやや時間が掛かるが、それでも沖縄の海に行くよりも手軽で、週末ごとに通えば十分ライセンスを手に入れることもできるだろう。
なおこのイベントでは、ダイビングの最新機材や撮影機材の紹介を行う他、魅力的な海の水中写真店も開かれる。
最大の目玉は、来場者にニューカレドニア旅行のプレゼントが当たるとのことだ。
ずいぶん以前だが、ニューカレドニアに行きシュノーケルだが海に潜ったことがある。
一般に「天国に一番近い島」と呼ばれるニューカレドニアだが、それはニューカレドニア本島ではなく、本島からさらに飛行機を乗り換えて行くことができるウベア島のことだ。(上の画像は10年ほど前に撮ったウベア島のもの)
ウベア島は本当に、この世のものとは思えない美しい海岸と、碧い海と蒼い空が広がるこの世の楽園だったが、残念ながら外洋に直結しており、サービスを提供する事業者も居ないのでダイビングは出来ない。
というより、先住民との約束で一日に立ち入れる観光客数が厳しく制限されており、定められた場所以外に入ることが出来ないので、美しい海だが潜ることは出来ないようになっている。
ニューカレドニアで海に潜るなら、イルデパン島がオススメだ。
こちらはホテルもランク別に色々選べる選択肢も充実しており、シュノーケルだけで十分熱帯魚の魚影を楽しめる「ピッシンヌナチュレ」がある。
初心者でも楽しめるので、海外旅行先としてもオススメだ。
なおイベントの方だが、大プールでのダイビング実演やミニ水族館など、かなり大掛かりな施設も設置される。
西日本各地の海で使えるダイビングクーポンの配布もあるということで、まだダイビングをしたことがないが興味があるという人の来場も歓迎とのことだ。
ダイビングのハイシーズンを前に、これまでダイビングをしてこなかった人も、ライセンスホルダーの人も、時間が合えば足を運んでみてはどうだろうか。
なおイベントについての情報は、公式サイトよりもイベントを告知しているフェイスブックページのほうが充実しているので、こちらの方も参照すると良いだろう。
公式facebook
https://www.facebook.com/events/1112325255543230/
【イベントデータ】
名称:ダイビングフェスタ大阪2017
開催場所:南港ATCホール
所在地:大阪市住之江区南港北2-1-10
日時:2017年5月27日(土)28日(日)
開催時間:10:00~18:00
問合せ先:06-6765-2020(関西レジャーダイビング振興会)
料金:前売・優待券800円 当日1000円
駐車場:1200台(普通車200円/30分)
目安所要時間:50分
Web:http://festa.diving.osaka/
※所要時間の目安は生駒駅から公共交通機関を使った際の最短時間
※写真は全てイメージ