総本山長谷寺 本尊大観音尊像春季特別拝観|奈良

牡丹(ぼたん)祭りを開催中の奈良県桜井市・長谷寺で、本尊大観音尊像の春季特別拝観が行われている。

長谷寺の本尊は十一面観世音菩薩立像で、現世利益・来世利益の双方にご利益があるとされているが、その信仰は全国に広まり、期間中はご縁を結ぶ多くの人で賑わう、重要文化財指定の大変貴重な観音菩薩様だ。

中でも、病魔を遠ざけ、財を成す縁を呼び、ケガや事故を遠ざける現世利益。

臨終の際の如来のお迎えや、地獄を遠ざけ極楽浄土に生まれ変わるという来世利益。

その双方に人々の厚い信仰心が寄せられている。

特別拝観では、菩薩を直接拝観できる事はもちろん、菩薩立像のお御足に直接触れることができる。

見上げれば10mを越える大きな観音様の威厳に圧倒されることだろう。

長谷寺は、大和の国・奈良県の多くの寺院がそうであるように、創建から1000年を越える歴史の深い寺社だ。

一説には天武天皇の治世、奈良・平城京遷都よりもまだ昔の600年代後半には、この地に寺社の基になる三重の塔が建立されていたとされる。

枕草子や源氏物語の中で盛んに登場し、貴族文化の表舞台を彩った舞台というお寺であることを考えると、その悠久な歴史に厳かな気持ちになることだろう。

なお、十一面観世音菩薩像を本尊として長谷寺を名乗るお寺は、鎌倉長谷寺や永平寺別院の西麻布にある長谷寺など全国に200以上存在する。

その長谷寺信仰の中心であることから特に、桜井市の長谷寺は総本山長谷寺、もしくは大和國長谷寺と区別して言われることがあるので、注意して欲しい。

残念ながらぼたん祭りは2017年の場合、この記事をポストした翌日、5月7日で終了してしまうが、イベントごととは別に、牡丹の花は5月半ば頃までは十分見頃だ。

花の寺と歴史に歌われた美しい長谷寺詣でに行くなら、十一面観世音菩薩立像とご縁を結びつつ美しい牡丹を鑑賞できる5月中旬までがベストかもしれない。

なお特別拝観自体は6月30日金曜日まで行われているので、機会があれば足を運んでみてはいかがだろうか。

【イベントデータ】

名称:本尊大観音尊像春季特別拝観  

開催場所:大和國長谷寺       

所在地:桜井市初瀬731-1       

日時:2017年3月18日(土)~6月30日(金) 

開催時間:9:00~16:00      

問合せ先:.0744-47-7001(長谷寺)  

料金:特別拝観料1300円(入山料500円込み)

駐車場:周辺駐車場あり(普通車500円)

目安所要時間:60分         

Web:長谷寺公式Webサイト      

※所要時間の目安は生駒駅から普通乗用車を使った際の最短時間

※写真は全てイメージ

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