クラフトビールの醸造所が全国から集結する一大イベント、地ビール祭京都が今年も開催される。
2017年の出店者は、北は岩手から南は福岡までの36醸造所。
クラフトビールは大規模な工場で醸造されたビールと違い、醸造元の個性や原料選び、仕込み温度や期間、後処理で大きく味が変わる非常に面白い飲み物だ。
普段飲むことが出来ないとても個性的な、ビール酵母たっぷりの無濾過地ビールを楽しめることだろう。
クラフトビールを自分で作ることは、実はそれほど難しいことではない(もちろん、美味しいかどうかは別問題だが・・・)。
アルコール度数1%を越えると法律に引っ掛かりヤミ酒造りになってしまうので、酵母に与える糖分量に十分注意しなければならないが、要はビール酵母に麦芽糖を与え、その分解する過程で酵母が生み出す炭酸ガスとアルコールを得たものがビールだ。
そのため、使うビール酵母の種類、麦の種類、高めの温度、低めの温度、仕込み期間などを人の経験と勘で管理するクラフトビールには大きな個性が生まれてくるわけだが、そのあたりも意識しながらいろいろ飲み比べてみると楽しめるだろう。
場所は京都三条会商店街アーケードで、三条通りというと京阪三条駅近辺の繁華街を思い浮かべる人も多いかもしれないが、全然場所が違うので注意して欲しい。
京都三条会商店街は、千本三条(千本通と三条通の交差する場所)から堀川三条(堀川通と三条通の交差する場所)までであり、三条通は東西に、千本通と堀川通は南北に走る主要通りなので十分注意しよう。
日時は5月14日(日)12時~18時。
ビールチケットは当日券で1枚400円だが、前売り券で買うと6枚綴りが2000円になるので1杯分が無料になりかなりお得だ。
出掛けることが早めに確定したら、公式サイトから前売り券販売所を確認して早めにゲットしよう。
なおイベントの性質上、駐車場や駐輪場の案内は一切ない。
自転車を含めて飲酒運転は絶対にしないようにして、楽しく過ごしてもらいたい。
最寄り駅は地下鉄二条城前駅で徒歩わずか3分だ。
三条会アーケードにはたくさんのフードショップもあるので、ビールのアテに困ることは全く無いだろう。
クラフトビールでランチを、あるいは早めの晩酌を楽しむなど、いろいろな過ごし方が考えられそうだ。
トイレは会場内に仮設のものが用意されるが、幾つかの店舗では店の好意でトイレを貸し出すところもあるので心配はいらないだろう。
ただし、ボランティアトイレを利用する際は、お店で何か1品買い求めるなどのマナーがあればありがたいとのことであった。
日曜日のお昼過ぎから開催されるイベントなのでついつい飲みすぎてしまいそうだが、そろそろ暑くなってくる時期。
冷たく個性的なクラフトビールで喉を潤しに出掛けてみてはどうだろうか。
【イベントデータ】
名称:第8回 地ビール祭京都2017
開催場所:京都三条会商店街
所在地:京都市中京区今新在家西町1-1
年月日:2017年5月14日(日)
開催時間:12時~18時
問合せ先:info.cbf.kyoto@gmail.com
料金:参加費は無料(ビール1杯400円~)
駐車場:無し
目安所要時間:1時間10分
Web:クラフトビール京都公式サイト
※所要時間の目安は生駒駅から公共交通機関を使った際の最短時間
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