夏休みも終わった早々の2017年9月2日、少しだけ夜が過ごしやすくなった頃合いで、初秋の星空観察会イベントが、大阪の万博記念公園で行われる。
時間は17時から21時。
時間帯が時間帯なので、中学生以下は必ず保護者同伴が必須となっている。
当日は主催者が用意をした天体望遠鏡を覗き、月のクレーターや、天道の状況によっては土星の輪っか、火星の極冠、木星の縞模様などいろいろなものを楽しむことが出来るだろう。
夏の盛りは大気の状態が不安定になり、そのため天体望遠鏡を使い天体観測をしても、まるで陽炎のようなさざ波が立って星がよく見えないことがある。
その悪条件が良くなるのが初秋から晩秋にかけて、夜の大気の状態が安定して、視界がクリアになり始めるときだ。
この時期は星空にも、早い時間から多くの代表的な星座が昇り、また秋の名月のお月さまも楽しむことが出来る。
子供の頃に天体望遠鏡で空を見上げ惑星観察をすると、宇宙観や空への思いが思いもかけず大きくなることがある。
この貴重な体験を機に理系に目覚め、様々なことにチャレンジし始める切っ掛けになるかもしれない。
大人にとっても、いつまで経っても天体観測はやはり楽しいものだ。
なおイベントへの参加料金だが、年令に関係なく500円ととてもお手軽な価格になっている。
(自然文化園への入園料250円が別途必要)
定員は50名で応募者多数の場合は抽選になるが、募集が2017年8月7日までとなっているので、希望者は早めに申し込んだほうがいいだろう。
なお応募方法は往復はがきのみで、当日消印有効となっているので併せて注意して欲しい。
少し涼しくなり始めるこの時期。
中秋の名月にはまだ少し早いが、だからこそ美しい星空を楽しめることもあるだろう。
夏休み明け早々だが、子供と一緒に初秋の夜空を見上げに、万博公園まで出かけてみてはどうだろうか。
【イベントデータ】
名称:夏の星座観望会
開催場所:自然文化園
所在地:吹田市千里万博公園1−1
年月日:2017年9月2日(土)
開催時間:17:00~21:00
問合せ先:06-6877-7387(総合案内書)
料金:無料(自然文化園入園料大人250円)
駐車場:有り(2時間400円~)
目安所要時間:40分
Web:万博記念公園イベント公式サイト
※所要時間の目安は生駒駅から普通乗用車を使った際の最短時間
※写真は全てイメージ