奈良市内8つの会場を仄かなろうそくの炎で包み、優しくライトアップするイベント、「なら燈花会」が2017年も開催される。
年々イベントとしての認知度が上がり、91万人以上の来場者で混雑した2016年度。
夏の古都を優雅に照らし出すイベントは、2017年度も多くの人で賑わいそうだ。
2万本以上のろうそくでライトアップされる会場は以下の通り。
春日野園地
浮雲園地
浅茅が原
浮御堂
猿沢池・五十二段
甍(いらか)
興福寺
奈良国立博物館前
東大寺
春日大社
開催期間は2017年8月5日(土)~8月14日(月)まで。
時間は19:00~21:45で、よほどの荒天でない限り中止にはならない。
時期的に、お盆の迎え火と送り火の意味合いも兼ねているのであろうか。
興福寺や春日大社の境内で、ローソクの炎に優しく照らし出された夜景を見ながらそっと手をあわせご先祖様に思いを馳せると、懐かしい人に会えそうな気がする。
なお会場内での3脚を利用しての写真撮影は禁止されているので、写真愛好家もマナーを守って参加して欲しい。
また会場である奈良公園一体は言うまでもなく世界遺産に指定されている歴史上極めて価値のある場所だ。
ゴミのポイ捨てなど環境を破壊する行為は絶対に止めて欲しい。
また、奈良公園一体は軽い気持ちで路上駐車すると、その1台を原因として大規模な渋滞が発生する。
僅かな時間でも必ず車は駐車場に入れ、なら燈花会を楽しむようにしよう。
その他詳細は公式Webサイトを確認の上、夏の夜の夕涼みに、奈良公園の優しいライトアップに足を運んでみてはどうだろうか。
【イベントデータ】
名称:なら燈花会
開催場所:奈良国立博物館他(本文参照)
所在地:奈良市登大路町他(本文参照)
年月日:2017年8月5日(土)~8月14日(月)
開催時間:19:00~21:45
問合せ先:0742-21-7515(主催者事務局)
料金:無料
駐車場:無し(周辺駐車場を利用)
目安所要時間:30分
Web:なら燈花会 公式サイト
※所要時間の目安は生駒駅から普通乗用車を使った際の最短時間
※写真は全てイメージ