生駒市南田原町のかなり変わった場所にぽつんとあるイタリアンカフェ、ルカフェ(LUCAFE)。
モーニングからランチ、バーとしても使えるお店だ。
生駒市民であれば、168号線を通り大阪に行く時や、イモ山のグラウンドに行く際に必ず目にしたことがある建物であろう。
この画像を見てもわからないと思が、ほとんど無意識で通り過ぎていた場所にある建物なので、これがイタリアンのカフェと知れば驚くだろう。
この建物、以前は中華料理屋やバイク屋?だったような印象があるが、意外にも2017年4月で開店から6年になるそうだ。
店主はイタリア・ミラノ出身のルカさん。
ルカさんの本業は意外にも、ブルガリの展示会を主催することだとか。
その仕事の関係でたまに長期休業をするとのことだ。
この記事をポストしている時点で直近では、2017年3月16日から4月6日までイタリアに帰国し、お店も休業になる。
不定期な休業があるので、訪問を考えている人は予約をしてからお出かけしたほうがいいだろう。
モーニングからランチ、カフェまでいろいろ使えるお店で、夜はバーとしても使えるようだ。
しっかり食べたい時には前菜とメインプレートがついたル・カフェコースも良いが、シンプルに頂きたい時はランチセットBにしたい。
パスタ、ピザはそれぞれ日替わり4種の中から選ぶことが出来る。
この日はサラダもしくはスープ、飲み物、ジェラートがついたBコースをチョイス。
ちなみにル・カフェコースの場合、この日のメインはホタテのソテーだった。
スープとサラダはそれぞれ店主のおもてなしの気持ちがよく伝わる一品。
生で美味しく食べられる人参はとても甘く、味付けはオリーブオイルの風味が豊かなオリジナルのドレッシング。
スープはチーズと生クリームでトマトベースのスープを濃厚にした一品で、子供でも喜んで食べてくれる味になっている。
ピザはシンプルにマルゲリータをチョイス。
生駒ではモチモチ生地が圧倒的に多いが、こちらのお店はサクッとしたクリスピータイプ。
あっさりと軽めの印象だ。
一方、パスタのカルボナーラは相当な濃厚ソース。
冷めても固まりにくいように脂分を薄めにして提供する店もあるが、こちらは真っ向勝負のチーズと卵黄のド直球だ。
熱々のウチに頂かないと、すぐに固まってしまうので急いで食べなければならない。
デザートに頂いた木苺とバニラのジェラート。
普通のアイスに見えるが美味しいイタリアンジェラートだ。
木苺のジェラートは生クリームとの相性がとても良く、酸味と甘味の対比を楽しめる。
バニラの方は生クリームと一緒に頂くと濃厚な味になるので、コーヒーはブラックで頂くと良いかも知れない。
最後にエスプレッソのように濃厚で美味しいイタリアンカプチーノを頂き大満足。
店主ルカさんのお心遣いと相まって、とても居心地の良いおしゃれなカフェだ。
ルカさんは、ミラノと日本を行き来しながら、奥さんの実家近くの生駒でカフェを開いたそうだ。
お店の名前が示すとおり、カフェがメインなのでイタリア直輸入の石窯があるわけでもなく、派手な演出もないが、イタリア人にとってのパスタやピザはこういうものなのだろうなと、自然体で味わえるお店だ。
食後のカプチーノは絶品だったので、今度は夜のバータイムに利用しながら、イタリア人のセンスで提供してくれるおつまみを味わってみたい。
【店舗データ】
店名:ルカフェ(LUCAFE)
所在地:生駒市南田原町425-1
定休日:木曜日、第4水曜日
TEL:0743-20-1585
営業時間 :9:00~21:00
駐車場:実質3台分(出し入れやや困難)
子供連れ:歓迎
Webサイト:http://www.lucafe.jp/