春日大社の社紋にもなっており、神社を象徴する藤の花だが、藤の花に先立つ4月下旬の時期、「御衣黄(ぎょいこう)」が見頃を迎えている。
御衣黄は遅咲きの八重桜の一種で、美しい緑色の花を咲かせる。最盛期をすぎると少し赤みを帯びてピンク色に見えてくるので、散る間際まで可憐な花びらを楽しめるのが特徴だ。
春日大社・万葉植物園では現在の開花状況をWebサイトでレポートしているので、お出かけ前には確認をしてから出かけたほうが良いだろう。
春日大社の公式ブログはこちら
なお御衣黄の時期をすぎるといよいよ藤の花が見頃の最盛期を迎える。
春日大社の藤の花は20品種・200本が植樹されており、毎年GW(ゴールデンウィーク)に美しい花を咲かせる。
山藤系・野田藤系・志那藤系それぞれで開花の時期が違うので、期間中であればいつ出かけてもがっかりすることはないだろう。
毎年GWには多くの観光客が訪れるので、お出かけの際は車ではなく公共交通機関でお出掛けしたほうが無難だ。
【施設データ】
名称:春日大社萬葉植物園
料金:大人500円 小人250円
営業時間:9:00~16:30
定休日:期間中無休(12~2月は月曜日)
所在地:奈良市春日野町160
駐車場:100台(1000円)
電話番号:0742-22-7788(春日大社)
目安所要時間:35分
Web:萬葉植物園公式サイト
※所要時間の目安は生駒駅起点で普通乗用車を使った際の最短時間
※画像はすべてイメージ