菜畑にある高級系の焼肉、肉匠花。
元々奈良県内で広く住宅の建設・販売を手掛けていた日本中央住販が始めた飲食部門が経営するお店で、他に焼肉店では新大宮にある「板前焼肉 こころ」と、学園前にある「板前焼肉 はじめ」も同社が手掛けている。
なお隣りにある「BABY FACE PLANET’S」も同社の経営で、飲食部門も本格的に展開している会社だ。
以前は公式サイトで割引クーポンを配布していたが、なくなってからもう随分になる。
夜は値の張る焼肉店だが、ランチは手軽に頂ける。
3種盛り定食1580円、花定食2480円、極上定食3480円など肉の部位と量でいろいろな選択肢があるが、牛タン食べ比べやハラミ定食など、特定部位をガッツリ食べるような定食も加わった。
グランドメニューの内容と価格はこのような感じ。
夜に来ると、食べる量も飲む量もそれほど多いわけではないが、だいたい一人あたり7000円ほど掛かる。
食べ盛りの中学生や高校生のいる家庭なら、食べ放題系の店と違いちょっと覚悟が必要な金額になるかもしれない。
肉は日本的な、霜降りが多いほど高級とされる和牛で、値段が高くなるほど真っ白な脂たっぷりの肉になる。
赤身が好きでそれほど脂身が入っていない肉が食べたい人は、率直に言って安いお肉を頼んだほうが美味しく感じられると思うので、注文の際には注意が必要だ。
三種盛り定食と花定食だ。
脂びっしりでいかにも柔らかそうだが、このお店は画像のように網焼きではなく鉄板で焼いて焼肉を食べる少し珍しいスタイルを取っている。
そのため、脂身の多い肉を焼いても脂は流れないので、やはり量を食べると胃の強さに自信のない人にはややきついかもしれない。
定食にはスープとご飯がおかわり食べ放題でつくほか、サラダとドリンク、デザートも付いてくる。
赤身が好きなせいか、この中で一番美味しく感じられたのは3種盛りの左側のお肉だっただろうか。
赤身肉の中でもヒレに近い部分特有の鼻に抜ける香りと甘さがあり、少しシャトーブリアンの持つ旨味にも似ていた。
それだけで、いい肉を使っていることは十分にわかる。
デザートのホットコーヒーにアイス三種。生チョコにマンゴー、抹茶だ。
さすがにこの辺りは特に力を入れている様子はないが、脂分の多い焼肉の後にはさっぱりしてありがたい。
お店は幹線道路沿いにあり、駐車場も広く駐めやすい。
夜ご飯に使うとやや高く付くお店だが、お肉好きの家族の記念日などに利用してみてはどうだろう。
【店舗データ】
店名:肉匠花
所在地:生駒市東菜畑1丁目297
定休日:水曜日
TEL:0743-75-8800
営業時間 :11:00~15:00 17:00~23:00
駐車場:十分あり
子供連れ:OK
Webサイト:肉匠 花