春日大社の国宝殿で、「究極の鎧に出会う」と題し、国宝の甲冑4領を中心とした展示が行われている。
期間は2017年4月2日(日)~8月27日(日)まで。
6月18日までを前記、6月21日からを後期として、展示の入れ替えも行われる。
展示されるのは
国宝 赤糸威大鎧(あかいとおどしおおよろい)・竹虎雀飾(たけとらすずめかざり)
国宝 赤糸威大鎧・梅鶯飾(うめうぐいすかざり)
国宝 黒韋威矢筈札胴丸(くろかわおどしやはずざねどうまる)
国宝 黒韋威胴丸
国宝 籠手 (こて)
の4領並びに武具など。
いずれも鎌倉時代後期から南北朝時代の作とされているものだが、赤糸威大鎧(竹虎雀飾)は源義経が春日大社に奉納したとする説が広く知られているものの、義経の生きた時代と制作年代時代が異なるので、春日大社では史実として扱っていないようだ。
なおこれらのうち、赤糸威大鎧(竹虎雀飾)と黒韋威矢筈札胴丸は前期のみ、籠手は後期のみなので注意をして欲しい。
展示会では他に、馬具や弓矢などの武具を中心に30件が展示されている。
期間中でも6月19日・20日は展示入れ替えのために休館となるので併せて注意をして欲しい。
【イベントデータ】
名称:究極の鎧に出会う
開催場所:春日大社 国宝殿
所在地:奈良市春日野町160
年月日:2017年4月2日(日)~8月27日(日)
開催時間:10:00~17:00
問合せ先:0742-22-7788(春日大社)
料金:大人500円 高校生以上300円 小学生以上200円
駐車場:100台(1000円)
目安所要時間:35分
Web:春日大社国宝殿
※所要時間の目安は生駒駅から普通乗用車を使った際の最短時間
※写真は全てイメージ